アクアリウムの石でコケが変わる?種類別の硬度変化とコケが生えにくい石ランキング【石組レイアウトの基礎】

こんにちは、FEELです😊🐠
石を入れた途端にコケ始めたこと、ありませんか?

・立ち上げ直後なのに黒髭苔が出た
・水草は元気なのに石だけ汚れる
・掃除しても、また同じ場所に生える
結論から言います。
石組レイアウトの成否は、石の「性質」を知っているかで決まります。
この記事では
・コケと石の関係
・硬度が上がる石、上がらない石
・5年維持できる石の選び方
について解説します。
石組レイアウトの成否は「石選び」で決まる!コケと水質の関係


結論です。
石は見た目より、水質への影響で選ぶべきです。
ポイントは3つ
- 硬度(GH/KH)を上げるか
- 表面に汚れが溜まりやすいか
- 経年で性質が変わるか
これを知らずに組むと
水草ではなくコケと戦う水槽になります。
なぜ石を入れるとコケ(黒髭苔・緑藻)が生えやすくなるのか?
石の多くは、水中で少しずつ溶けます。
溶け出した成分が
水質をアルカリ寄りに傾けます。
その結果
- 黒髭苔
- 緑藻
が優勢になります。
特に石組水槽は
ソイル量が少ない構成になりやすく
緩衝力が足りません。
カルシウムとマグネシウム:石から溶け出す成分の影響
硬度を上げる正体は
主にカルシウムとマグネシウムです。
- カルシウム → GH上昇
- 炭酸カルシウム → KH上昇
KHが上がると
pHが下がりにくくなります。
結果
弱酸性を好む水草が不利になります。
石組水槽で目指すべき「理想の硬度(GH/KH)」
私の経験では
- GH:3〜6
- KH:0〜2
この範囲が
コケと水草のバランスが取りやすいです。
測定方法はコレ
これを超えると
石の上からコケが始まります。
【種類別】コケが生えにくい石・生えやすい石の特徴


ここが一番大事です。
石は種類で性格がまったく違います。
溶岩石・気孔石:初心者向けで失敗しにくい


溶岩石や気孔石は
内部が多孔質です。
- 硬度への影響が少ない
- バクテリアが住みやすい
結果→コケが局所化しにくいです。
見た目は地味ですが
長期維持では圧倒的に楽です。
青華石・龍王石:美しいが扱いが難しい


この手の石は
炭酸カルシウムを含みます。
- GH/KHが上がりやすい
- 表面がザラザラ
コケの根が入り込みやすく
落としにくいです。
また酸性の水で使い込むと、
白い筋のようなカルシウムがどんどん出てきます。
対策前提で使う石です。
木化石・万天石:中庸な性質の石


見た目がしっかり詰まった印象の木化石や万天石は
石によって個体差があります。
- 硬度が上がるもの
- ほぼ変化しないもの
必ずテストしてから使います。



木化石を入れた右の水槽ではコケが生えるのに、
左は生えない、
ってことが起きます。
5年後も美しい水景を保つための「石の選定基準」


短期ではなく
5年維持できるかで考えます。
石の成分を見極める:塩酸テスト
塩酸を数滴滴垂らし→一晩おきます。
- 水に泡が出る → 硬度上昇
- 無反応 → 安定
ホームセンターの
サンポールでも代用できます。
経年変化を予測する:表面の質感を見る
- ツルツル → 汚れが落ちやすい
- ザラザラ → コケが定着
私は
指で触って判断しています。
酸処理(クエン酸)という裏技
硬度が上がる石は
基本的に設置前に酸処理します。
表面のカルシウム層を
先に溶かします。
これだけで
初期コケは激減します。
クエン酸処理の方法
- 水に、舐めて酸っぱいな、と思う程度のクエン酸を溶かす
- 一晩おく
- 翌日水を新しいものに変え、しっかり洗う
- そのまま水に半日以上つけておく
- 完了
【比較表】石の種類別|硬度変化とコケの出やすさ一覧
| 石の種類 | 硬度への影響(GH/KH) | コケの出やすさ | 表面の質感 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 溶岩石 | ほぼ影響なし | ★☆☆☆☆ | ザラザラ(多孔質) | 初心者・長期維持派 |
| 気孔石 | ほぼ影響なし | ★☆☆☆☆ | 多孔質 | 初めての石組 |
| 木化石 | 個体差あり(微上昇) | ★★☆☆☆ | やや滑らか | 中級者・調整できる人 |
| 万天石 | 個体差あり | ★★☆☆☆ | やや粗い | 石の検査ができる人 |
| 青華石 | 上がりやすい | ★★★★☆ | ザラザラ | 見た目重視・対策前提 |
| 龍王石 | 上がりやすい | ★★★★★ | 非常に粗い | 上級者・酸処理必須 |
※★が多いほどコケが出やすい傾向
石組レイアウトの天敵「硬度上昇」を抑える対策


石を使う以上
硬度対策は必須です。
カチオン交換樹脂で軟水化する
カチオン樹脂は
カルシウムを吸着します。
- 即効性あり
- 入れすぎ注意
石組水槽では
かなり有効です。
フィルターに入れるタイプや、
ろ材タイプのものがあります🌱
吸着系ソイルを選ぶ
緩衝力の強い
吸着系ソイルを使います。
- 石の影響を打ち消す
- pHを安定させる
石組では必須です。
水換えとRO水のバランス
石は常に溶け続けます。
なので溶けた成分を、
常に排出する必要があります。
- RO水
- 水換え頻度
このバランスが重要です。


コケが出てしまった時の「石組特有」の対処法


出てしまったら
原因を潰します。
木酢液・フォックスの使い分け
石に直接使えるのは
フォックス系の魚です。
木酢液は
スポット処理向きです。
ヤマトヌマエビが働く環境づくり
ヤマトは条件が整えば最強です。
- 水流
- 酸素
- 安定水質
石組水槽はヤマト向きです。
長期維持に欠かせない掃除生体
- ヤマトヌマエビ
- オトシン
この組み合わせを
長年使っていました。
よくある質問(FAQ)|石組レイアウトとコケ対策
- Q1:石を入れただけでコケが出るのは、レイアウトの失敗ですか?
-
いいえ、普通です。
多くの場合は、石の成分による硬度上昇が原因です。特に龍王石や青華石などは
設置直後からカルシウムが溶け出します。水草が順応する前に
コケが有利になるだけのケースがほとんどです。 - Q2:すでに石を組んでしまいました。今からできる対策はありますか?
-
あります。
今からでも遅くありません。・水換え頻度を一時的に増やす
・吸着系ソイルを追加する
・カチオン交換樹脂を併用するこの3点で
硬度上昇はかなり抑えられます。石を全部外す必要はありません。
- Q3:溶岩石なら絶対にコケませんか?
-
絶対ではありません。
ただし、石が原因でコケる可能性は非常に低いです。溶岩石でコケる場合は
・光量過多
・肥料過多
・水流不足など、別の要因を疑います。

ポチップ
- Q4:石の酸処理(サンポール)は安全ですか?
-
正しく行えば問題ありません。
重要なのは処理後の中和と水洗いです。・短時間だけ処理する
・必ず重曹や流水で中和
・乾燥させてから使用この手順を守れば
水槽への悪影響はありません。 - Q5:硬度測定キットは本当に必要ですか?
-
必要です。
石組水槽では特に重要です。「なんとなくコケる」状態から
「GHが上がったから対策する」状態に
思考が変わります。数値が見えるだけで
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まとめ|石の性質を知れば、石組はもっと楽になる


石組レイアウトは難しくありません。
難しくしているのは
石の性質を知らないことです。
- 硬度を上げる石
- 上げない石
これを知るだけで
水槽管理は激変します。
自分の
メンテナンススタイルに合った石を
選んでください🌱
























