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【これで完璧】水槽の水換え頻度と正しい手順を徹底解説

こんにちは、F E E L です。
水槽を始めた人が必ずぶつかる壁、それが

「水換え、どれくらいの頻度で、どれくらいやればいいの…?」
です。
結論から言うと、
- 頻度:週1回が基本
- 量:水槽の1/4〜1/3(25〜30%)
- やり方:ゆっくり抜いて、ゆっくり入れる
これだけ守れば、
コケまみれ・白濁・魚バタバタ…の地獄はほぼ回避できます。
この記事では、
- 水槽の水換えが必要な理由
- 具体的な頻度・量の目安
- 失敗しない水換え手順
- 水換えをラクにする便利グッズ
までをまとめました。
1. 水槽の水換えはなぜ必要?


見た目がキレイでも、水の中ではこんなことが起きています👇
- 魚のフン・エサの食べ残し → 分解されて**有害物質(アンモニア・亜硝酸)**に
- 植物の枯れた葉 → 水を汚す原因に
- 時間とともに硝酸塩が蓄積 → 魚の負担になる
これらを“リセットする”のが水換えです。
ポイントは
「全部交換してキレイにする」のではなく
「少しずつ汚れを外に出す」
イメージです。
2. 水槽の水換え頻度の目安(サイズ別)
✅ 基本の目安
- アクアリウム初心者:週1回
- 水槽が安定してきたら:10日に1回でもOK(様子を見ながら)
✅ 水槽サイズ別の頻度表
| 水槽サイズ | 水量の目安 | 水換え頻度の目安 |
|---|---|---|
| 20〜30cm小型水槽 | 10〜20L | 週1回 |
| 30〜45cm水槽 | 20〜40L | 週1回 |
| 60cm水槽以上 | 50L〜 | 1〜2週に1回 |
「ちょっとサボった…」くらいなら大丈夫ですが、
3週間以上放置すると、一気にコケ地獄に向かっていきます😇
3. 水槽の水換え量はどのくらい?
ここもシンプルです👇
1回の水換えで交換する量は、水槽の「1/4〜1/3」
- 25〜30%程度をゆっくり入れ替える
- 「全部入れ替え」はNG(※リセット時など特殊なケースを除く)
一気に全部替えるとどうなる?
- バクテリアが一気に減る
- 水質が激変して魚にストレス
- 場合によっては全滅リスク
「少しずつ」「定期的に」が合言葉です。
4. アクアリウム初心者向け「正しい水換え手順」


難しいことは一切なし。
この順番でやればOKです👇
① 前準備
- 新しく入れる水を用意(カルキ抜き+室温に近づける)
- ホース or プロホース、水槽用バケツを準備
- ※バケツは「水槽専用」にした方が安心
② 水槽の水を1/3だけ抜く
- 底砂の上を軽くなぞるようにホースを動かして、
ゴミや残りエサと一緒に水を外へ出す - 水槽の上のほうの水は意外とキレイなので、
底の方を中心にゆっくり抜くイメージでOK
③ ガラス面のコケを軽く取る
- スポンジ or 磁石式クリーナーで、ササッと拭くだけ
- ゴシゴシやりすぎると、レイアウトが崩れるので注意
④ 新しい水をゆっくり注ぐ
- バケツから直接ドバーッはNG
- お皿などにいったん受けて、
石や流木・ソイルに直撃しないように注ぐとレイアウト崩れ防止になります
⑤ 仕上げにバクテリア剤を数滴
- 必須ではありませんが、
「水換えの後は少し足してあげる」くらいの感覚でOK - やりすぎる必要はないです(入れれば入れるほどいいわけではない)
5. 水換えがラクになるおすすめアイテム
水換えは“道具をそろえた人”からラクになります。
ここでは、
アクアリウム初心者×小型水槽を想定したアイテム案を置いておきます👇
① プロホース(水換えホース)
- 水を抜きながら、底に溜まったゴミも一緒に吸い出せる
- 口で吸わなくていいタイプが圧倒的にラクです
水換え用プロホース
② 磁石式ガラスクリーナー
- 手を濡らさず、水槽の外からガラス面のコケが取れる
- 小型水槽との相性バツグン
水槽用マグネットクリーナー
③ カルキ抜き(中和剤)
- 水道水に含まれる塩素を無効化してくれる必須アイテム
- 水換えのたびに必要なので、1本あると安心
魚にやさしいカルキ抜き
④ バケツ(「水槽専用」と決める)
- キッチン用と共有しない方が安心
- 10〜12Lぐらいの丸バケツが扱いやすいです
取っ手付きバケツ(10〜12L)
6. よくある失敗パターンと対策
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症状:
- 魚が弱る、呼吸が速くなる
- 翌日、急に魚が★に…
原因:
- 水質が急変
- バクテリアも一緒にほぼリセットされてしまった
対策:
- これからは「1/3だけ」を徹底する
- バクテリア剤を少量追加し、数日はエサを少なめに
失敗②:水換え直後に魚が暴れる
原因:
- 新しい水と水槽内の水の温度差
- 水道水の**カルキ(塩素)**が抜けていない
対策:
- 室温と近い水を使う(真冬の蛇口ひねりたてはNG)
- 必ずカルキ抜きを使用
- 不安なら、汲み置きした水を使うのもOK
失敗③:水換えしてもコケが減らない
原因:
- 光の時間が長すぎる(1日10時間以上など)
- エサの量が多く、栄養過多になっている
対策:
- 照明は1日6〜8時間に固定
- エサは「魚が30秒〜1分で食べ切る量」に減らす
- 水換えは続けつつ、原因(光とエサ)も見直す
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最後に、この記事のポイントを整理します👇
- 水換えの目的は「全部リセット」ではなく「汚れを少しずつ外に出すこと」
- アクアリウム初心者は、週1回・1/4〜1/3の水換えがベスト
- 水はゆっくり抜いて、ゆっくり戻す
- 道具をそろえると、作業時間は10分 → 3分に短縮できる
- 魚とバクテリアにとって「急な変化」がいちばんの敵
水換えは“面倒な作業”ではなく、
水槽と対話する時間でもあります。
今日は水きれいかな?
魚は元気に泳いでいるかな?
水草は新芽を出しているかな?
そんなことを眺めながら、
週に1回の小さなルーティンにしていきましょう🌿🐟






