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ベネチアビエンナーレ2026日本館を見てきた!ジャルディーニ・アルセナーレの回り方と現地体験

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ベネチアビエンナーレ2026で日本館を見たいなら、まずジャルディーニへ行くのがおすすめ。

日本館は2026年の第61回国際美術展「Biennale Arte 2026」のジャルディーニ会場にあります。

2026年の日本館は、Ei Arakawa-Nash(エイ・アラカワ=ナッシュ)による「Grass Babies, Moon Babies」。
日本館開館70周年という節目の年でもあり、赤ちゃんやケア、未来の世代などをテーマにした展示です。

こんにちは、FEELです。

今回は、実際にベネチア・ビエンナーレを訪れた体験をもとに、ベネチアビエンナーレ2026の日本館、ジャルディーニ、アルセナーレに行った感想をまとめます。

「日本館だけ見たい」という人にも、「せっかくなので各国のパビリオンを全部見たい」という人にも参考になるように書いていきます。

ベネチアビエンナーレ2026日本館はジャルディーニにあり

2026年だけじゃないのですが、
各国のパビリオンは大概ジャルディーニ(Giardini)会場にあります。

2026年の日本館の展示は、
「Grass Babies, Moon Babies」
です。

出展作家はEi Arakawa-Nash
キュレーターはLisa HorikawaとMizuki Takahashiです。日本館は2026年5月9日から9月30日までは11時〜19時の開館予定となっています。

今回の展示は、アーティスト自身が「queer artistparent」として、
制作と子育てを結びつけながら、ケアという行為を共同的な実践として考える内容になっているみたい。

また、日本館の建築家・吉阪隆正の思想である「DISCONT(不連続統一)」にも触れながら、
個人と集団、世代と世代の関係を考える展示になっていました。

ベネチアビエンナーレ2026日本館への行き方

ジャルディーニへ向かう場合、ベネチア中心部からヴァポレット(水上バス)を使うのが便利です。

私の場合は、サン・マルコ広場を右手方向に進み、ヴァポレット乗り場から移動しました。

ただし、ベネチアの移動は思っている以上に時間がかかります。

私の感覚では、サン・マルコ広場周辺からジャルディーニへ向かうだけでも、移動と待ち時間を含めて1時間10分程度を見ておいたほうが安心です。

特にビエンナーレ期間中は観光客も多いため、

  • ヴァポレットの待ち時間
  • 乗船時間
  • 乗り場までの徒歩
  • 会場入口までの移動

を考えて、余裕を持って行動するのがおすすめです。

ベネチアビエンナーレ2026はジャルディーニとアルセナーレを分けて見るのがおすすめ

2026年の「Biennale Arte」は、主にジャルディーニとアルセナーレを中心に開催されています。

さらにベネチア市内のさまざまな場所でも関連展示が開催されます。公式サイトによると、2026年のメイン会場はジャルディーニ、アルセナーレ、そしてForte Margheraです。

会場特徴おすすめの見方
ジャルディーニ各国のパビリオンが集まる日本館+各国館をじっくり
アルセナーレ大規模な展示が中心まとまった時間を確保
ベネチア市内各地に関連展示街歩きと組み合わせる
Forte Marghera2026年の会場の一つ時間に余裕があれば

公式情報では、ジャルディーニとアルセナーレの展示は1会場あたり通常3時間程度が目安とされています。

実際私はジャルディーニ4時間、アルセナーレ2時間で見ました

2会場を1日で制覇しようとすると、結構お腹いっぱいになりますよ。

1日目はジャルディーニへ!ベネチアビエンナーレ日本館を鑑賞

Screenshot

私たちはまず、ジャルディーニから鑑賞しました。

会場に入って手前のパビリオンから見て回り、
最後に中央館を見て終了。

そして、私が個人的に感じたのは、

「日本館、めちゃくちゃ盛り上がっているな」

ということ。

日本館の作家と作品のコンセプト

2026年の「Grass Babies, Moon Babies」は、赤ちゃん、ケア、未来の世代、そして日本という国や文化の固定されたイメージを問い直すようなテーマを持っています。

公式説明では、会場には200体のベビードールが用意され、来場者がその一つを持って展示を体験する仕掛けもあります。

アーティストの双子の赤ちゃんの声が、またイケてる言葉を言うんですよ。

そんなサウンド作品や、歴史的・現代的な映像も展示されています。

日本館では赤ちゃんを抱いて鑑賞している人も

Screenshot

私が訪れたときも、日本館では赤ちゃんを抱いて鑑賞している人がいました。

これがまた、展示の雰囲気に合っているんですよね。

そして、その赤ちゃんが時々しゃべる。

たぶん、海外の人たちからすると、

「おお!赤ちゃんが何か言ってる!」

「かわいい!」

みたいな感じだったのではないでしょうか。

単純な感想

展示作品と、実際にその場にいる赤ちゃん。

どこまでが作品で、どこからが現実なのか。

そういう境界線が曖昧になる感じが、個人的にはとても面白かったです。

2026年の日本館は、まさに「赤ちゃん」「ケア」「未来」を考える展示なので、実際の子どもを連れて鑑賞する人がいること自体も、展示空間の一部のように感じられました。

日本館の隣は韓国館!各国パビリオンを歩いて巡る

日本館の隣には韓国館があります。

ジャルディーニでは、各国のパビリオンが比較的近い距離に集まっているので、

「日本館を見たら終わり」

ではなく、周辺の国の展示もそのまま歩いて見られます。

これがビエンナーレの面白いところです。

同じ場所に、

  • 日本
  • 韓国
  • アメリカ
  • イスラエル
  • ヨーロッパ各国
  • その他世界各国

の展示が並んでいる。

国によって作品の方向性やテーマが違うので、国際的なアートフェスティバルならではの雰囲気を楽しめます。

例えるなら、万博みたいな感じです

ロシア館は閉鎖されていたけれど外から見える展示も

私が訪れた際には、ロシア館は閉じられていました。

ただ、外から見える映像などがあり、

「完全に何も見られない」

というわけではありませんでした。

ビエンナーレでは、その年の国際情勢によって参加状況や展示内容が変わることがあります。

ある意味、行ってみてからのお楽しみですね

アメリカ館とイスラエル館の配置も気になった

個人的に面白いと思ったのが、アメリカ館とイスラエル館の位置関係。

こうした国際的な美術展では、単純に「作品を見る」だけでなく、

「なぜこの国が、このテーマを?」

「なぜこの場所に?」

と考えながら見ることもできます。

ベネチア・ビエンナーレは、芸術と政治、社会、歴史が完全に切り離されているイベントではありません。

むしろそんな感じでも世界各国が参加するからこそ、
その年の国際情勢や社会問題が作品や展示の背景に見えてくることがあり面白い。

そのあたりも含めて見ると、単なる「美術鑑賞」とは違った楽しみ方ができると思います。

ジャルディーニの中央館パビリオンは想像以上にボリュームがある

各国のパビリオンだけではありません。

ジャルディーニには、各国館とは別にCentral Pavilion(中央パビリオン)があります。

ここが、とにかくボリュームがありました。

「各国の展示を見て、中央パビリオンも見て……」

となると、かなりの時間が必要です。

2026年の中央パビリオンは大規模な改修を経て再オープンしており、ビエンナーレ全体のメイン展示を構成する重要な場所です。

私自身、ジャルディーニを歩き回った時点でかなり疲れました。

1階だけでも膨大な作品量ですが、なんと一部2階もあるのです

ビエンナーレは、

「日本の美術館見る感じかな」

と思って行くと、全然違うので想像以上に体力を使います。

作品を見ながら歩き、建物を移動し、また作品を見る。

しかもベネチアの夏は暑い。

歩きやすい靴は必須です。

2日目はアルセナーレへ!場所が意外と分かりにくい

翌日はアルセナーレへ向かいました。

私は以前にも訪れたことがあったのですが、それでも、

「あれ?入口どこだっけ?」

となりました。

googleで検索すると表示されるこの場所は違います!

googleで検索すると表示されるアルセナーレがこちら。

Screenshot

これ、違います。

正解は手前を右に行く。

Screenshot

ジャルディーニに比べて、アルセナーレは「ここが入口ですよ!」という案内が分かりにくく感じました。

初めて行く人は要注意!

ちなみに2026年のアルセナーレには複数の入口があります。

公式情報では、Campo della TanaとPonte dei Pensieriの2か所が案内されています。

アルセナーレは2時間ほど鑑賞

アルセナーレは、私たちは2時間くらい見ました。

こちらもかなりのボリュームです。

ジャルディーニとアルセナーレ、両方をしっかり見るなら、

最低でも2日間

を確保したほうがいいと思います。

公式サイトでも、各会場のセルフガイド鑑賞は通常3時間程度が目安とされています。

もちろん、

「日本館だけ見たい」

「有名な作品だけ見たい」

という人なら半日でも可能です。

しかし、せっかくベネチアまで来てビエンナーレを見るなら、個人的には最低2日がおすすめです。

アルセナーレ入口のショップはビエンナーレ好きにおすすめ

アルセナーレの入口付近にはショップがあります。

これが個人的にかなり面白かったです。

ジャルディーニでは見つけられなかった本が、アルセナーレのショップには置いてあったりしました。

売り切れだったのか、店舗ごとの品揃えの違いなのかは分かりませんが、

「これはジャルディーニで買えなかったから、アルセナーレで見つけた!」

ということも。

ビエンナーレ関連の本やカタログが好きな人なら、ショップもぜひチェックしてみてください。

ベネチアビエンナーレは市内にも作品がある

そして、今回の旅で一番残念だったのが、

ベネチア市内にある作品をもっと見たかった

ということ。

ビエンナーレはジャルディーニとアルセナーレだけではありません。

2026年も、メイン会場以外のベネチア各地で関連展示や各国の展示が行われています。公式サイトにも、ベネチア市内のさまざまな会場が掲載されています。

ベネチアの街を歩いていて、

「あれ?ここもビエンナーレ?」

という場所に出会うことがあります。

だからこそ、

「ジャルディーニ1日、アルセナーレ1日」

だけで終わらせず、

時間があるなら市内展示も含めて回るのがおすすめです。

ベネチアビエンナーレ2026は何日必要?おすすめ日数

私なら、次のように計画します。

滞在時間おすすめプラン
半日日本館+気になるパビリオン
1日ジャルディーニ中心
2日ジャルディーニ+アルセナーレ
3日以上市内の関連展示も含めて鑑賞

特に2026年は、公式サイトでも各会場の鑑賞時間の目安が1会場あたり約3時間と案内されています。

そのため、日本館だけなら半日、ビエンナーレ全体を楽しむなら2〜3日と考えておくとよいですよ。

ベネチアビエンナーレ2026日本館を見るときの注意点

簡単にまとめます。

①チケットは事前に確認する

2026年のビエンナーレは5月9日から11月22日まで開催予定です。

ジャルディーニとアルセナーレの営業時間は季節によって変わり、9月末までは基本的に11時〜19時、アルセナーレは金・土曜日に20時まで延長される予定です。月曜日は原則休館ですが、例外もあります。

チケットの種類も複数あるため、滞在日数に合わせて選びましょう。

参考:ベネチア・ビエンナーレ2026公式サイト

②歩きやすい靴で行く

これは本当に大切です。

「美術館だからそんなに歩かないでしょ」

と思っていると大間違い。

会場内を歩き、建物を移動し、また歩きます。

2日間見るなら、足の疲労対策をしておいたほうがいいです。

③水を持っていく

特に夏は水分補給が重要です。

ベネチアは暑い日になるとかなり体力を消耗します。

「作品を見ること」に集中していると、気づいたら喉がカラカラということも。

しかも日本みたいにどこでも自販機で水を売っているわけではありません

準備大切です。

④1日で全部見ようとしない

今回の私の経験から言うと、

ジャルディーニとアルセナーレは分けたほうがいい

です。

1日で両方を見ることも不可能ではありませんが、後半になると、

「もう作品を見る体力がない……」

となります。

芸術鑑賞は体力勝負でもあります。

ベネチアビエンナーレ2026日本館まとめ

Screenshot

ベネチアビエンナーレ2026で日本館を見るなら、
まずはジャルディーニへ行ってください。

2026年の日本館はEi Arakawa-Nashによる「Grass Babies, Moon Babies」で、日本館開館70周年という節目の展示でもあります。赤ちゃんやケア、未来の世代をテーマにした展示で、作品を見るだけでなく「これからの社会をどう考えるか」という視点でも楽しめます。

私自身、実際にビエンナーレを訪れて感じたのは、

「2日では足りなかった」

ということ。

ジャルディーニだけでも3時間ほどかかり、アルセナーレも2時間ほど鑑賞。

さらにベネチア市内にも展示がある。

次回行くなら、もう少し日程に余裕を持って、ベネチアの街を歩きながら作品を探してみたいと思います。

日本館を目的に行く人も、世界各国の展示を見たい人も、ぜひ時間に余裕を持って訪れてみてください。

そして、ベネチアビエンナーレは「作品を見る旅」だけではなく、「ベネチアの街そのものを歩く旅」として計画するのがおすすめです。

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